ひまわりin北中城って何?

 

ひまわり祭り「ひまわりin北中城」の開催まで

 

 ひまわり祭りの開催は遊休農地の解消を考えたのがきっかけです。

 本村は都市化する中部圏においても自然が豊かで緑いっぱいの村であり、豊かな土壌にも恵まれておりますが、最近は耕作を放棄した遊休農地が目につくようになってきました。

 遊休農地の解消は全国でも問題となっており、放っておいたままの荒れた畑を新たに開墾するのも一苦労です。そこで、一部農家の皆さんと村役場産業振興課で遊休農地に「ひまわりの花」を植えて緑肥として活用し、その後に作物を植えて収穫につなげることができれば遊休農地の解消に役立てることができるのではないか?と考えたのが最初のきっかけです。

 まずは800坪の農地を借りてひまわりを植えたところ、満開のひまわりが口コミによってマスコミの目にとまり、翌年には驚くほど多くの人が北中城へ訪れるようになりました。「これは遊休農地の活用とまちおこしが同時にできるのでは?」との考えで、地域の有志が集まって北中城の花祭りとして取り組んでみようと実行委員会が結成され、2009年に第1回ひまわりIN北中城が開催ました。

 ひまわりと言えば夏の花ですから当初は夏の開催を目指して準備をしていましたが、開花を直前にして台風の襲来によってひまわりが全滅し、開催を断念せざるを得ませんでした。この経験から台風シーズンを避けて祭りを開催する場合、いつ頃が適当かを検討した結果、「沖縄の気候を活かして真冬にひまわりを咲かせるのも面白いのではないか」との結論に至り、沖縄の真冬に当たる1月から2月にかけてひまわりを咲かせようということになりました。

 この考えはピタリと当たり、第1回のひまわり祭りでは初めての取り組みながら約3週間の開催期間中に約10万人の花見客が訪れ、2回目の開催では延べ人数にして13万人もの花見客が訪れ、県外からの観光客も訪れるまでになり、北中城の名前が大きく取り上げられました。現在では畑を3000坪まで増やし、約40万本の花を咲かせるまでになりました。

 夏をイメージするひまわりの花が、冬の一番寒い時期に開花し「感動した」「心が癒された」「元気をもらった」など、沢山の賞賛の言葉をあらゆる年代の方々から頂いております。

 遊休農地の解消ということで始めたひまわりが最初の目的とは別に意外な形に展開してひまわり祭りにまでに成長し、農産物や特産物の直売、周辺飲食店の売り上げアップに繋がり、経済効果をもたらすという実行委員会も意図しない効果に戸惑いもありますが、一部ながら農家の生産・販売意欲の向上に繋がったことは遊休農地の解消に繋がる第一歩だと確信しております。

 

「ひまわりIN北中城実行委員会」